主婦が在宅ワークとして画像アノテーションに挑戦してみました。
今回は、私が画像アノテーションをして感じたことについてお話ししたいと思います。
画像アノテーションとは
画像アノテーションとは、コンピューターにとって理解しづらい画像データに対して、人間が注釈をつける作業のこと。
例えば、車の画像に対して「車」、「バン」、「トラック」などのラベルをつけたり、枠や線を引いたりする作業など様々です。これらの作業により、コンピューターに対して機械学習アルゴリズムのトレーニングをしていきます。
画像アノテーションの仕事は、パソコンやタブレットを使った作業が主であり、在宅勤務も可能。日本でも多くの企業が画像アノテーションを行う業務を受託しているほか、フリーランスのアノテーターとして働く人も増えているんです。
画像アノテーションで感じたこと
画像アノテーションの仕事は、需要が高まっているものの、正確さや集中力が求められるため、簡単な仕事というわけではありません。しかし、パソコンとインターネットがあれば在宅ワークできるので、注目されている仕事です。
私も在宅でコツコツ働くのが好きなので、自分に向いていると思っていました。が、その考えは甘かったと思い知らされることに。。
実際にやって感じたことは以下です。
- 「細かい作業に慣れるまで時間がかかる」
- 「慣れてくると流れ作業のようにできるようになる」
- 「イメージが重要!想像力も大事になってくる」
その1.細かい作業に慣れるまで時間がかかる
まず、画像アノテーションを始める前に、専用ソフトウェアの使い方を学ぶ必要があります。専用のソフトウェアですし、最初の数時間は戸惑ってしまいました。しかし、慣れると、ソフトウェアの使い方は自然に身についていきます。
そして、アノテーション作業自体も、細かな部分まで見逃さないように注意しなければなりません。最初は集中力が切れやすく、何度もやり直すことがありましたが、徐々に慣れてくると、集中力が続くようになりました。
その2.慣れてくると流れ作業のようにできるようになる
時間がたつにつれ、画像アノテーションは流れ作業のようになります。最初は不慣れで、どのように注釈をつけていいかわからず苦戦しました。しかし慣れてくるとスムーズに行うことができます。
注釈をつける際には、いくつかのルールがありました。例えば、物体の形状に合わせて注釈をつけること、同じ種類の物体には同じ注釈をつけること、などです。このルールに従うことで、後の画像処理がスムーズに進みます。
アノテーションは非常に細かい作業ですが、繰り返し行うことでスピードも上がっていきます。作業に慣れるにつれ、集中力も増し、アノテーション作業が楽になっていきます。
3.イメージが重要!想像力も大事になってくる
画像アノテーションは、説明が不十分な場合には、正確なアノテーションができません。アノテーションを正確に行うためには、イメージを明確にすることが大切です。アノテーションする前に、画像をよく見ながら、隠れている部分まで想像することが必要です。
またアノテーションは、他の人が見たときにも分かりやすくする必要があります。つまり、アノテーションする際には、正確な情報だけでなく、どのようにアノテーションするかも考える必要があります。
画像アノテーションで感じたデメリット
作業時間や報酬については、プロジェクトや企業によって異なりますが、業務委託やフリーランスの場合は案件ごとに報酬が決まることが一般的です。
けれども画像アノテーションの仕事は、正確さや集中力が求められるため、単純作業だからこそ疲れやすく、ミスが許されないというストレスもあります。
実際、画像を細部まで見なければならないため、目や肩などに負担がかかりました。私はデータ入力のネット内職もやっていますが、疲労感はそれ以上でしたね。
適度な休憩をとりながら、作業を進めることが大切だと感じました。
また、単価が低い案件や、長時間の作業が求められる案件もあるため、注意が必要です。
これは結構大きなデメリットかもしれません。
私も、作業時間への対価が悪すぎたので、継続してお仕事するのを辞退しました。
画像アノテーションに主婦が挑戦してみた感想まとめ
今回の画像アノテーションの作業を通して、新しいことに挑戦する楽しさを再認識しました。
また、細かい作業でも、正確に取り組むことで、自分が付けた注釈が後の画像処理に役立つことを実感しました。
在宅ワークも可能な画像アノテーションの仕事に興味がある人には、ぜひ挑戦してみてほしいと思います。