家計簿にはいろんな種類がありますよね。
- けれども、どの家計簿もしっくりこなくて結局1年も続かない……
- ただ家計簿つけてるだけになっている……
- そして毎年その繰り返し……
というのは、家計簿初心者さんが陥りやすい悩みです。
でも自分にあった家計簿が見つかって、家計を楽しく管理できるようになれたら嬉しいですよね。
しっくりくる家計簿なら、「家計簿をつけて満足」から脱することもできます。
今回は、それぞれの家計簿のメリット・デメリットを提示しながら、どんなタイプに合うかをお伝えします。きっと、あなたに合う家計簿が見つかりますよ。
家計簿の種類は大きく分けて5つ
いろんな種類がある家計簿ですが、この記事ではタイプ別に、以下の5つに分けて説明していきます。
- ベーシックな手書きタイプ
- 手作りの家計簿
- 袋分けタイプ
- レシート貼るだけタイプ
- アプリ家計簿
家計簿が好きな方は、結構いろんなタイプを試したことがあるかもしれませんね!
私もです♡
ベーシックな家計簿しかなかった時代を経て、今ではバラエティ豊かないろんなタイプが登場しています。特にアプリで家計簿をつけられるなんて、現代ならでは!
もちろんどれが良いかは、人それぞれです。
アナログにはアナログの良さ、
デジタルにはデジタルの良さがあります。
ということで、各家計簿について見ていきましょう。
タイプ別家計簿の選び方
ここでは、それぞれメリットデメリットをあげながら詳しく解説していきます。
①ベーシックな手書きタイプ
よくある、市販の手書き家計簿です。
この家計簿がおすすめなのはこんな人
- 細かくつけるのが好き
- 手帳を書くことが好き
メリットは、すでにフォーマットが完成しているので書き込むだけでOKなところ。市販の家計簿は使い勝手やデザインなどがしっかり作り込まれているので、万人向けです。
デメリットは、費目があらかた決まっているところ。住居費や光熱費、食費や日用品費など一般的なものがすでに印字されているものが多いです。なので、自分なりに変えたい場合は、費目を自由に設定できる家計簿を選ぶといいですね。また、書き込んだり細かくつけていくのが苦手な人には向いていないかも。
②手作り家計簿タイプ
市販の家計簿ではなく、ノートやルーズリーフなどから自作する家計簿です。
この家計簿がおすすめなのはこんな人
- こだわり派
- デザインや費目などをアレンジしたい
メリットは、作り込む楽しさがあるところ。何もない真っ白な紙から作るので、手帳を書いたりデコったりするのが好きな人なら集中して作れます。また、例えば貯蓄表などをオリジナルで作成して、目標額に達するまでのモチベーションにするなどアイデアは無限に湧いてきそうです。
デメリットは、メリットの逆で、書いたりデコったりするのが苦手な人にはちょっと向かないかも。毎月毎月家計簿のテンプレートを作るのは、好きじゃなかったら大変さを感じてしまいます。
あと、こんなデメリットも↓
私が手作り家計簿している時は、線を引くときに定規がペンのインクをにじませたりして紙が汚れるのがストレスでした……
③袋分けタイプ
費目ごとに予算を決め、それぞれを封筒などに分けておく家計簿です。
この家計簿がおすすめなのはこんな人
- 財布にあればあるだけ使ってしまう(散財してしまう)
- 生活費は節約を意識したい
メリットは、何と言っても使いすぎを防げること!予算を分けていて上限が決まっているので、無駄遣いを減らせます。給料日後に、必要な生活費を全部1000円札に両替して振り分ける作業も結構楽しいんですよ。
デメリットは、予算分けを誤るとグダグダになること(汗)足りないからと別の費目から借りても、今度はその費目で不足した分をまた別の費目から借りて……としているとワケわからなくなります。また、1000円札がたくさん必要なので、両替できるATMもしくはゆうちょが近くにない場合は続けにくいかもしれません。
④レシート貼るだけタイプ
買ったレシートを貼っていくだけで家計を把握できる家計簿です。
この家計簿がおすすめなのはこんな人
- とにかく書きたくない。書く手間を省きたい
- 買い物した金額がざっくり分かれば十分
メリットは、レシートを貼るだけ簡単な他にも色々あるんです。何をいくらで買ったのかが細かく記載されているので、底値の確認もできます。「これは無駄な買い物だった……」という部分にマーカーを引くと、無駄遣いをチェックすることもできます。
デメリットは、レシートを貼り続けるのでノートに厚みが出てくること。でもこれは、ノートではなくルーズリーフにするなど対策は可能ですね。また、レシートの印字は年数が経つにつれ薄くなり、長期保存には不向きです。だいたい1年ほどの保管が限界になるようです。
⑤アプリ家計簿タイプ
これは文字どおり、スマホアプリタイプの家計簿です。
この家計簿がおすすめなのはこんな人
- 外出先でもパパッと家計簿をつけたい
- クレジットカードでよく買い物をする
メリットは、どこでも手軽に家計簿をつけられるところです。手書きとは違い、すぐグラフになるので家計の全体を可視化できます。また、銀行やクレジットカードなどと連携でき、残高照会や口座振替状況のチェックもできます。
デメリットは、データが流出する可能性がゼロではないことです。とても手軽な反面、手書き家計簿に比べるとリスクはあります。どうしても心配な場合は、他のアプリと共有させないほうがいいです。ただしセキュリティ面には厳重な管理がされているので、ほとんど心配は無用ですよ。
銀行やクレジットカードの連携がされるのは、すごく手軽で使いやすいですよ!
番外編:手帳と一体型タイプも
手書きするのが好きな人は、手帳を書くのも好きなはず。なので一緒に家計簿をまとめるのもいいですね。
日々の生活費などをスケジュールとともに記録するから、いつも目に入って無駄遣いが減るというメリットもあります。
また、イベントごとと一緒に記録できるので、後で見返したときにわかりやすいというのが最大のメリットです。
「来年は次男の七五三があるけど、長男の時は、全部でいくらだったっけ……?」
という参考にしたいときに便利です。
ついでに当日の写真を貼っておくと、衣装の参考にもなりそう!
このタイプのデメリットを挙げるとすれば、もし落とした時に家計まで見られる可能性があるということです。また、情報量が多くなってしまうので、見た目が少しごちゃつくかもしれません。
続けるコツは目的重視がベスト
どんな家計簿であれ、ちゃんと続けていきたいですよね。
しかし自分に合いそうな家計簿を選んだだけでは、まだ続けられるとは断言できません。
本当にその家計簿は、目的にあったものでしょうか?
例えば、どうしても忙しすぎて家計簿にかける時間がほとんどなかったとしたら、手書きの家計簿は続けにくいと想像できますよね。そんな場合はもっと簡易化された家計簿を選ぶべきです。
目的に合わせて、というのは例えばこういう選び方です。
- 節約を意識したい=袋分け
- 貯蓄を意識したい=手作り
- 簡単さを重視したい=レシート貼るだけ
- 隙間時間でつけたい=アプリ
もちろん、「こういう家計簿がいい」という理想はあるかもしれません。
なのでいずれ理想の家計簿を使うことを目指しながら、今は目的に合わせた家計簿を選んでみましょう。
まとめ
タイプ別に、自分に合う家計簿の選び方についてお伝えしましたが、いかがでしたでしょうか。
大きく5種類に分けて、各家計簿のメリットデメリットをあげました。
- ①ベーシックな手書きタイプ
- ②手作りの家計簿
- ③袋分けタイプ
- ④レシート貼るだけタイプ
- ⑤アプリ家計簿
- 番外編:手帳と一体型タイプ
家計簿選びの参考にしていただけると幸いです。
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