在宅ワークの詐欺に引っかかった主婦の体験談

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ブログを始めた頃の私は「ブログを書く」ことが楽しかったけれど、数年経った頃には「ブログで稼ぐ」ことがメインになっていた。
そしてさらに気づく。

ブログが書きたいんじゃない、在宅で稼ぎたいんだということに。

 

そもそも稼ぐならパートに出る選択肢だってあるはずだが、とにかく出不精な私は「在宅で稼ぐ」ことに執着していた。
それならせどりとか、例えばメルカリで稼ぐ方法もあるが当時まだメルカリもない頃。
それ以前に、他人との関わりが恐怖な「お豆腐メンタル主婦」には、在宅とはいえ販売で稼ぐなんて考えられなかった。

 

できるだけ不特定多数と関わらず、黙々と自分一人でできる仕事がいい。

 

そういえば母親が昔、自宅で入力の仕事をしていたが(母世代ではキーパンチャーという仕事があった)そういう類のものはないのか。

 

調べてみると、データ入力の在宅ワーク求人を発見!

でも怪しくないのか?目を皿のようにして仕事内容やそのサイトをくまなくチェックしてみるが、特に怪しそうな気配はない。

とりあえず申し込んでみよう。
申込フォームに入力し送信すると、程なくしてメールで返信が。
仕事内容の説明や適正について、電話で話すとのこと。

 

後日電話で話したところ、とても優しく感じの良い若い男性が応対してくれた。
が、電話の向こうでざわざわ、何人もの電話対応の声が聞こえる…まるでコールセンターのように。

これは怪しいんじゃないか?
と私の中の警報器が作動し始めた。

極め付けに、相手の男性が「明日までに40万円振り込まないと仕事が依頼できません」と言う。

どう考えても怪しいでしょ。
仕事をするのにどうしてこちらがお金を払わないといけないのか
しかも高額すぎる。

なのに、ある条件が揃うと疑う気持ちが半減してしまうんだって冷静になると分かる。

  • 相手がとても良い感じの人
  • むしろ物腰が低くて騙すことなどしなさそう(声だけで分かるわけないのに)
  • 目の前に餌(今回は仕事の依頼)をぶら下げられると思考力低下

典型的な詐欺やんってね。
騙しには人一倍慎重だと自信があっただけに、自分がいまだに信じられない。

とうとう、大事に貯めていた出産祝いに手をつけてしまう。。

 

そして肝心の仕事なんだけど、これもあり得なさすぎて笑えてきちゃう。

「適正を見るためにこの課題を提出してください。課題クリアしたらお仕事開始です」

という課題で、膨大な量のPDFを文字起こししていく…というもの。
もうAIがすぐそこまで来ている時期だったのに、なんて時代錯誤w

しかも課題は夕方にメールで送信されてきて、締め切りが翌朝10時、とか。
ほんとあり得ないw

なのに私は必死で、睡眠時間を本当に削って(このとき下の子が産まれて半年くらい)提出したのに、結果は不合格。どうして。

結局その会社とは音信不通になり自然消滅…。

本当に詐欺だったと思うから、取り返す術はあったのかもしれない。
でもまさか自分が詐欺に合うとは、と情けなくなった私は、もう戦う気力もなく現実逃避してしまった。
高い授業料だった、という常套句を添えて。


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